觀進牒
当山五智如来大佛殿は、寛永十三年入佛以来三百八十年の歳月が過ぎ、茲来関東大震災・第二次世界大戦の空襲による被害を受けその都度修理されてまいりました。
又、東北大震災により修理を余儀なくされております。昨今五智如来大佛(大日如来・薬師如来・寳生如来・阿弥陀如来・釈迦如来)を参拝される折、金箔の剥落が目立ち地肌が剥き出しの状態になっているのがお分かりの事と存じます。就きましてはこのまま放置する事は更なる傷を生むことになり、修復する事に致しました。
現在の経済状況の折、甚だ心苦しい事ではございますが、寺の宝である五智如来を後世に残す為にも皆様にご寄付をお願いする次第でございます。
寄付の受け付けは寺務所までお越し下さいますようお願い致します。
平成三十年四月吉祥日
発願 当山二十六世 大僧正 庸達
勧進 少僧都 亮祐
檀家総代一同
2018年9月 おかげさまでここまで修復されましたのでご報告いたします。